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  3. 【UX DAYS TOKYO 2018】グラレコでイベントレポートをお届け!新しい時代のUXを築き上げるために必要な視点と思考

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こんにちは。リブセンスのデザイナーです。

2018年3月16日(金)、大崎ブライトコアホール にて、日本にいながら世界のUXが学べるカンファレンス「UX DAYS TOKYO 2018」が開催されました。今年のテーマは「次なるUXの世界へ」ということで、世界で活躍しているUXデザイナーから 次世代のUXを構築するためのノウハウを学ぶべく 参加してきましたので、その様子をレポートします。

【目次】

10:00-10:30 集合・受け付け

当日はあいにくの雨。最寄りの大崎駅から直線距離でそう遠くはないのですが、ビルの中庭を通らないといけないこともあり、予想以上に時間がかかりました。弊社デザイナー3人のうち、2人がトークセッション開始ギリギリに到着したのは内緒です(´Д⊂グスン

会場に到着したら、まずが受付から。
事前に共有されていた受付IDと、来場者のネームホルダーを引き換えます。

英語に自信がない場合も安心。日英同時通訳の機械 もゲットしました!この同時通訳の機械ですが、片耳イヤホンのため、実際にセッションが始まると… 片方から英語、片方から通訳された日本語が聞こえてくることになります。左右から異なる言語が聞こえてくるため、同時通訳に慣れていない場合は両耳イヤホンを持参した方が良いかもしれません。混乱します。また、耳に引っ掛けるタイプのため、凄く音漏れもします。

10:30-10:40 挨拶

UX DAYS TOKYO 2018の主催による挨拶がはじまりました。大本あかねさんと、菊池聡さんです。

10:40-11:30 「JOBS TO BE DONE」価値創造の新しい発見方法 by Jim Kalbach

Jim Kalbach(ジム・カルバック)
MURALにおいてオンラインのホワイトボードのプロジェクトを率い、顧客満足を管理する部門のリーダー。
2007年には、初めての著書である「Designing Web Navigation」を出版。そして、2冊目には非常に有名な「Mapping Experience」を出版している。

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11:40-12:30 サービス・デザイナー2.0になるために必要なこと by Jamin Hegeman

Jamin Hegeman(ジェイミン・ヘグマン)
アメリカの金融大手Capital Oneのフィナンシャル・サービス部門のデザイン副部長。Capital Oneでは複数のチームを管理し、また、サービスデザインネットワークのマネジメントチームの主宰。
Adaptive Path(アダプティブ・パス)ではサービスデザインカンファレンスを創設。書籍「This is Service Design Thinking」も執筆している。

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12:30-13:30 お昼ごはん&休憩

ランチは 今半 のお弁当です。
黒毛和牛すき焼とサッパリした梅ご飯の相性が良く、とても美味しかったです。
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会場入口右側では、スピーカーでもある Jim Kalbach さんの書籍「マッピングエクスペリエンス」の販売もしていました。UX DAYS TOKYO 2018 の来場者限定で、サインも書いてくださいました。
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13:30-14:20 会話形デザインにおける技術と社会的挑戦について by Adrian Zumbrunnen

Adrian Zumbrunnen(エイドリアン・ザンブルネン)
Google Lens デザインリード。Googleアシスタントの一部として2017年に紹介された「Google Lens」(米国公開済)のUXのデザインを担当。

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14:30-15:20 ボットは、どのように話し、どのように聞くのか?人間とボットにおける会話の構造について by Abi Jones

Abi Jones(アビ・ジョーンズ)
2017年10月から日本では聞き慣れないGoogle Area 120という新しい部署に所属するスプリントマスター、デザイナー。
2011年にGoogleへ入社する前は、米国のソーシャルメディアの「MySpace」においてソーシャルシステムの設計を担当。
アメリカ政府労働省においても、安全とリーダーシップトレーニングを「Mine Safety and Health Administration」でおこなっていた。

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15:20-15:40 休憩

おやつは浅野屋本舗のくずもちでした!

15:40-16:30 AR、その熱狂と後にあるもの by Boon Sheridan

Boon Sheridan(ブーン・シェリダン)
ウェブプロデューサー、コンテンツスペシャリスト、インフォメーションアーキテクト、インタラクションデザイナー、ユーザーリサーチャー、ステージマネージャー、声優といった肩書をもつ。
UXのプロフェッショナルのみが所属できるUXPAでも講演をおこなっている。UX関連書籍の「Rosenfeld Media」の数少ないExpert。
Procter & Gamble(プロクター&ギャンブル), NASDAQ(アメリカの証券取引市場), CVS(アメリカの大手コンビニエンスストア), IHG(アメリカの大手ホテルチェーン), MathWorks(コンピューター・ソフトウェア会社)などで活躍。

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16:40-17:30 UXにおける最良の決定の構築 by David Sherwin & Mary SHERWIN

David Sherwin & Mary SHERWIN(デイビッド・シャーウィン&メアリー・シャーウィン)
「Ask The Sherwins」の共同創業者。コンサルティングとトレーニングをより良い製品とクロスファンクショナルチームを求めている企業に対して行っている。実施企業は、「Philipsオーラル・ヘルスケア」、「Tipping Point Community(米国の巨大貧困救済団体)など素晴らしい企業がならぶ。
二人ともデンマークのコペンハーゲン・インスティテュート・オブ・インタラクションデザインにおいて教鞭をとり、デイビッドは上記以外にも世界的なデザインファームの「frog」のメンバーでも働いている。ベストセラー「Creative Workshop」の共著者でもある。

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17:30-17:50 質問タイム

プログラムの最後は、来場者からの質問にスピーカーが答える質疑応答の時間でした。

Q. 「UXやサービスデザインで1番大切なことは何ですか?」→ 全員
A. 「まず問題提起と何を解決したいかをシンプルに考えること。解決できないものも含めて、明確にすることだと思う」

Q. 「UXデザインの価値を認めてもらうにはどうしたら良いか」 → 全員
A. 「デザイナーが課題を理解するだけでなく、顧客と一緒にその課題を共有し理解することが大切。他社の成功事例を紹介するのも良い。上手なデザイナーは、良いセールスパーソンでもある」

Q. 「経営者にUXを理解してもらえると思いますか?」 → 全員
A. 「プロセスに参加するように巻き込むのと、理解してもらうことは違う。上手くいっていない課題がUXで解決できることを実際に示し、共有していくことで、少しずつ巻き込んでいけば良いと思う」

Q.「会話形botのシナリオ作り、終わりが無いように思うが、どこまでやれば完成したと言えるか?」→Adrian Zunbrunnen
A.「まずはシナリオを作ってみるのが良い。完全に問題を解決するには、やってみないとわからないところも多いと思う」

Q. 「ジョブストーリーとユーザーストーリーの違いは何ですか?」 → Jim Kalbach
A. 「ジョブストーリーはコンテキストが中心で、ユーザーストーリーは機能や要件が中心です。ジョブストーリーはユーザーストーリーを代替するものではない」

Q. 「6つのリチュアルをおこなう上での理想のチーム人数はありますか?」 → David&Mary Sherwin
A. 「前提として、6つのリチュアルは全部やる必要はないとお伝えしたかと思います。必要があればやれば良い。そのうえで、10人前後がよいのでは。また、会議前に参加者に考えておいてもらう、戦略的にメンバーを選ぶなど工夫も必要」

17:50-18:00 たいせつなお知らせ

来年の予告として お知らせがふたつ ありました。

ひとつは、2019年開催のUX DAYS TOKYOのスピーカーが1人決まっており、Andy Budd さんとのこと。彼は UX LONDON を主催している ClearleftFounder です。UX LONDONを通して世界中のUXデザイナーとつながりのあるAndyのセッションは今から期待できます!

ふたつめは、2019年に UX DAYS SEOULの開催を予定している とのニュースでした。東京のUX DAYS TOKYOチームが出張し、SEOUL開催の企画を進めているそうです。今後はきっと上海やインドなども視野に入れているんだろうと思います。UXデザインの知識の発信はUSやUKに大きく先行されていますが、アジア全域のIT化の目覚ましいスピードや、きちんとその地域にローカライズされたUXの重要性を考えると、UX DAYS ASIA が開催され、現地のデザイナー達がその経験を発表する日も遠くない と感じます。

18:30-20:30 アフターパーティー

アフターパーティーの参加には別チケット(限定60名)の購入が必要です。私たちは今回、転職ドラフトのスポンサー枠での参加だったので、そちらで参加させてもらうことができました\(^o^)/

お食事はGlobe Caravanのケータリング+スパークリングワインがたくさん並んでいました。モリモリ飲んで食べながらの 名刺交換タイム です。お話をしていると、やはりアフターパーティー参加者は スポンサー企業のデザイナーの方 が多い印象でした。

アフターパーティー中はスピーカーのみなさんとワイワイ混じり合い、話しかけると気さくに(英語で)質問に答えてくれました。特にスピーカーの方が複数人で話していた内容で、「カンファレンスって価値をきちんともたせるの難しいよね。海外のカンファレンスで、全員が失敗談だけを発表し続けるっていう企画があったよ!でも、それだけだと暗い雰囲気になっちゃって・・・」という話があり、自分が依頼されて出るカンファレンスでも、よりよい体験とはなんだろう?と自然に話が盛り上がってる姿はとても印象に残りました。

20:30 解散

締めの言葉があったように思いますが、酔っ払ってしまいあまり覚えていませんw スピーカーの方は「ラーメン食べに行ってくる!」とみなさん連れ立ってお帰りになりました。

まとめ

正直に言います。去年も一昨年もUX DAYS TOKYO に行ってみたいと思っていた んですが、5万円というチケットの価格から涙を飲んであきらめていました。今回幸運にもスポンサー枠で参加させてもらい、UXデザインに携わるなら海外の最新の事例に触れ世界の動向を知っておくことの重要性を改めて感じました。世界の最前線でUXデザインをリードするデザイナー のみなさんと同じ空間で 実際に質問・会話ができるイベントは今現在日本に他にはなく、とても貴重な体験をすることができ大満足の1日でした。

来年スピーカーとして決まっているAndyから「来年も、もちろん来るよね?」と聞かれて、来年は自費負担かもしれない…と心の中で思いながらも、「…はい!」と答えました。今からUX DAYS貯金箱を用意して、ぜひ来年も参加したいと思います。
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この記事を書いた人(左から)
藤原 麻耶
リブセンス 新規事業部ネイティブアプリグループ UI/UXデザイナー。日々Android/iOSのガイドラインと仲良くなろうと格闘しています。
高礒 綾子
受託開発に置いて多くの大手ECサイトの新規運用に携わった後、現在はリブセンスにて 転職ナビ でサービスデザイナーとして働いています。
大垣 麻衣
元システムエンジニアで、現在はデザイナー。リブセンス アルバイト事業部 SEO/UXグループに所属し、日々「マッハバイト」のUI/UX改善を行なっています。
今回の記事でグラフィックレコードに挑戦。

※ UXDAYS TOKYO 2018の登壇者のプロフィールは、 こちらより引用しております。

「クリエイターの価値は世界が決める」
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次回デザイナードラフトは、
2019年01月16日開催予定!
開催まであと
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